屋根の「葺き替え(ふきかえ)」とは?
長年住んでいると屋根など、家の外側はどうしても劣化していきます。
きれいな屋根にしたいと「葺き替え」を検討している人もいるのではないでしょうか。
葺き替えについて興味があるもののどんなことをするのか知りたい人もいると思います。
屋根などの外壁は、家の印象を決める重要なポイントになります。
今回は屋根の葺き替えについて詳しく紹介します。
コンテンツ
葺き替え工事の紹介
そもそも葺き替え工事とは、今ついている屋根をすべて取り外し(解体)新しく屋根を設置することをいいます。
部分的なものではなく、外から見える「一次防水」と内側から守っている「二次防水」のすべての屋根を変えると考えるとわかりやすいと思います。
屋根の下地より上から表面まですべてが新品になるのが特徴です。
葺き替え工事ではどんな作業をするの?
屋根のパーツをすべて組み替える葺き替えは、まず今ある屋根を撤去して、下地の状態を確認して、屋根の下地を修繕をしながら補強していきます。
そして防水シートを貼り付け、新しい屋根材を取り付けます。
最後に雨漏りの対策等で必要な作業を行って完了となります。
工事期間はどれくらい?
葺き替え工事は、約1週間~2週間程度の時間がかかります。
まず、足場を作る必要があり、家の大きさによって半日から1日程度かけて、家の全体を囲っていきます。
屋根材の撤去に1日程度、下地の補強・修繕で1日、屋根材を支える野地板の設置で1日、防水シート設置が1日、新しい屋根材の設置で1日かかるなど、時間をかけ丁寧に施工していきます。
途中で雨等悪天候になると作業が中断してしまうので、予定よりも時間がかかることもあります。
メリットとデメリット
葺き替えのメリットは、屋根と家の状態が見直せることです。
屋根材を一度全部取り外し、下地材の状況を実際に目視して確認できるため、補修の必要な場所を見逃すことがなく、作業の質も高まります。
そして、新しい屋根にすれば屋根の寿命が長くなり、台風やゲリラ豪雨といった雨や風にも強くなります。
また、新しい屋根材を軽いものにすると、屋根が軽くなるので家にかかる負担が減り、家の重心が下がって耐震性を高めることができます。
自然災害に備えたいと考えている人にも、嬉しいポイントだと思います。
デメリットとして、施工の範囲が広くなってしまう分、どうしても費用が高額になることです。
今ある屋根の処分費用などもかかります。また、屋根の部分的な修理と違い工期が長くなるため、日常生活にも支障が出てしまうこともあります。
どの季節に葺き替えをするのかによっても変わるので、タイミングが難しい点もデメリットです。
ここまで葺き替えをご紹介させてもらいました。
「屋根を新しくしたいけど金額が高いなぁ、、、」や「工事期間中に雨が降ったら困るなぁ」と思う方もいらっしゃいますよね。
そんな方にオススメの屋根工事『カバー工法』について、次の項目で簡単にご紹介しますね!
カバー工法(重ね葺き)の紹介
カバー工法とは今ある屋根材の上に、防水シートと新しい屋根材を被せる工事の方法です。
葺き替えのように屋根材を剥がす必要がないので、約1週間程度の期間でコストを押さえて工事ができます。
また、屋根が二重になるので遮音性・防水性・断熱性が高くなるといった特徴があります。
ただし、全ての屋根がカバー工法で施工が可能なわけではありません。
今ある屋根材が瓦屋根のように波打った形のもの・激しく劣化している場合は、カバー工法で施工することができません。
まとめ
いかがでしたか?
今ある屋根を葺き替え工事で新しくすることで家の耐久性を上げることができます。
雨漏りが気になっている人や、風の強い日などちょっと気になる音がする…そんな人は、この機会に今の屋根がどんな状態なのか確認するのをおすすめします。
葺き替えは時間がかかる工事ではありますが、家の安全性を見直す機会として考えてみてはいかがでしょうか?
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