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雨樋(あまどい)にも塗装が必要?それぞれの部材名と役割を紹介します

外壁塗装の見積りを見ると「雨樋の塗り直し」も価格に含まれていると思います。

 

「雨樋は塗らなくてもいいのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、実はとても大事な作業です。

 

雨樋は建物を雨水から守る重要な役割を果たしています。そのため、雨樋が劣化すると建物全体の耐久性に影響を及ぼす可能性があります。

ですから、雨樋の塗装は外壁塗装と同時に行うのが理想的です。

 

専門業者なら、塗装前の清掃や補修もしてくれますので、ぜひプロにお任せください。

さらに、外壁の色と合わせて雨樋の色を選ぶことで、ご自宅のイメージを変えることもできますよ。

 

また、一言に「雨樋」と言っても、色々な部位に分かれていてそれぞれ役割を持っています。

この機会にどのような部分があって、どんな役割を持っているかをご紹介しますので、ぜひお読みいただき、雨樋の重要性を知って頂ければと思います。

 

 

 

雨樋(あまどい)の役割は?

 

まずは、雨樋が家においてどんな役割を果たしているのかをご紹介します。

基本的に、雨樋は建物を保護するために設置されています。

 

①雨水の排水

 

雨樋は、屋根から落ちる雨水を効率的に集め、排水システムに誘導して、建物周辺に水たまりができるのを防いだり、建物内部への浸水を予防しています。

 

②家の基礎の保護

 

雨水が直接地面に流れると、建物の基礎部分が水にさらされ、劣化やひび割れの原因になります。

そのため雨樋が雨水を集め、基礎部分から水を遠ざけています。

 

③家の外壁の保護

 

雨水が壁面を伝うと、塗装の剥がれやカビが発生し、建材の腐食を引き起こす可能性があります。

そのため雨樋は、外壁を保護するための役割も果たしています。

 

④家の外見をきれいに保つ

 

もし雨水が直接地面に落ちる形になると、泥が跳ねたりして壁に汚れが付いてしまいます。

雨樋が適切に機能していれば、外観の維持にも役立ちます。

 

⑤屋根の保護

 

雨樋がないと、雨水が屋根の特定の部分に集中し、雨漏りの原因になってしまう可能性があります。

雨樋は、屋根全体から均等に水を排水できるため、屋根の寿命を延ばしてくれます。

 

 

 

雨樋を細かく見ていくと…? (部材の紹介)

 

実は「雨樋」は全体の名称で、部品一つ一つにきちんと名前があります。

もし雨樋が壊れていた場合、部位がわかれば部分修理も可能ですので、ぜひ一度、雨樋の部品に注目してみてください。

もちろん、プロに点検をお任せすれば、名前がわからなくても対応可能です!

 

◇雨樋の部材

 

雨樋の部材は、大きく2つに分けられます。

 

①軒樋(のきどい)

屋根の端に取り付けられ、屋根からの雨水を集めるための水平な部分(横向き)。

 

【軒樋(のきどい)の部材】

 

1.軒樋 …… 屋根の周りをぐるっと囲んでいる排水路で、雨樋のメインパーツです。半円や角形など色々な種類があります。部材としては2~4mの長さになっています。

 

2.軒継ぎ手 …… 軒樋の長さが足りないときにつなぎ合わせるための部材です。

 

3.軒曲がり …… 軒樋の曲がり角の部品です。外曲がり、内曲がりがあります。

 

4.止まり …… 軒樋の端っこで、蓋として水の流れをせき止めます。

 

5.集水器 …… 軒樋で集めた水を縦樋(たてどい)に送る部分で、装飾されていることもあります。

 

 

 

②縦樋(たてどい)

軒樋から集められた雨水を地面や排水口に流すための垂直なパイプ(縦向き)。竪樋とも書きます。

 

【縦樋・竪樋(たてどい)の部材】

 

1.縦樋 …… 縦に設置されている筒状の装置で、雨水を下方向に流しています。縦樋は1本あたりおよそ3mの長さがあり、金具で壁に固定されています。また、軒樋と縦樋は、集水器によって連結されています。

 

2.縦継ぎ手 …… 縦樋同士をつなぐ部材で、ソケットとも呼ばれています。

 

3.寄せマス …… それぞれ別方向からくる縦樋を1本にまとめるための部材です。寄せマスを使って縦樋をまとめると、何本も縦樋を下ろす必要がなくなるので、家の見た目がすっきりします。

 

4.飾りマス …… ベランダやバルコニーに溜まった水を縦樋を通して排水するために、その間に取り付けられる部材です。ベランダの側面や天井部分に使われています。

 

5.エルボ …… 縦樋に角度をつけて方向を変えるための部材です。色々な角度のエルボがあるので、建物に合わせた調整が可能です。名前の由来は、肘のような形をしているからだと言われています。

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

このように雨樋は建物を守るための重要な役割を果たしています。

そのため雨樋の塗装は、外壁塗装と同じく重要なメンテナンス作業と言えます。雨樋も塗装しなければ劣化しますし、中に落ち葉が詰まったり風雨災害で破損したりと、専門業者による修理や掃除が必要になっています。

また、部材が色々分かれているので、部分修理も可能です。

 

当社は、外壁塗装時に雨樋のメンテナンスもきっちり行っています。

いま雨水の詰まりなどの不安がある方は、ぜひ当社までご相談ください。

 

▼外壁塗装・屋根工事・雨樋の交換工事もお任せください ◎お気軽にワンエコにご相談・ご依頼ください☆

 

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