長年住んだ自宅の壁の色があせてきたり、中古で購入した住宅の壁の色が気に入らないということはありませんか？

外壁はその家の特徴を表すといっても過言ではなく、壁の状態一つで家が古く見えたり、逆に外壁がきれいな家はそれだけ高級感や清潔感のある家に見えます。

外壁塗装を行うというのは素人では難しく、特に家のサイズが大きくなるにつれて、プロでなければ対処できません。

では、外壁塗装を依頼する際、業者はどのようにして選ぶべきなのでしょうか？

今回は、外壁塗装の業者の選び方について、おすすめのポイントを解説していきます。

外壁塗装でおすすめ業者の選び方は？

まず、外壁塗装を依頼するにあたってはインターネットで検索したり、外壁塗装を依頼したことのある知人や親族の話を聞くというのが一般的です。

確かに知っている人の情報は信頼できるものですし、自分も同じ業者を使えば問題ないんじゃないかと思うのは普通のことです。

しかしそうなると、どうしても近場の業者のみで選んでしまうことになり、100％納得することができない可能性があり、最悪の場合後悔してしまうこともあります。

では、後悔のないように業者を依頼するにはどうのようなポイントを考慮すべきなのでしょうか？

予算よりもクオリティ

まず最優先すべきはクオリティです。

外壁塗装は安い買い物ではなく、１００万円を超えることも当たり前のようにあります。

そうなると、１円でも安い業者を探したくなるところですが、それはやめましょう。

もちろん決められた予算というものがあり、価格も業者選定の決めての一つであるということは言うまでもありません。

しかし、価格の安い業者ほど、仕上がりが雑だったり使用する塗装材が安ものである可能性が非常に高くなります。

そうなると、結局外壁をきれいな状態に保持することができずに、もう一度塗装を依頼しなくてはならないということになってしまいます。

安い業者を使って結局ダメで、最終的にクオリティの高い業者に頼むことになれば、お金が無駄になってしまいます。

クオリティの高さを確認する上でのポイントは、実績です。

業歴が長い業者ほど、顧客満足度が高く質の良いサービスをしてきたことの証です。

口コミや評判についてもかなりの量が蓄積されているはずなので、業歴も一つのポイントとして検討することは大事です。

また、長年の歴史の中で培ったノウハウも持ち合わせているので、個々人の状態に合わせた形での提案を行ってくれます。

クオリティの高い業者ほど、壁の色を塗ることだけを仕事にせず、壁のコンサルティングを行うという姿勢で仕事にあたってくれます。

依頼側の希望や悩みを親身になって聞いてくれる業者ほど高いクオリティを期待できます。

定期点検の有無

クオリティの高い業者と言われてもピンと来ないと思いますが、それを判断する際のもう一つの材料として考慮すべきが、定期点検やアフターフォローの有無です。

作業が終わったらそれっきりで、あとは点検もしないという業者に任せるのではなく、定期的に壁の状態を確認してくれる業者を選択しましょう。

定期点検や再塗装に関しては業者によって無償で行ってくれるところとそうでないところがありますが、しっかりした業者であり、仮に業者側の責任で再塗装が必要な場合には業者側で負担してくれるというのが基本です。

点検やアフターフォローに関しては、業者を依頼して見積もり、本契約の段階で確認しておきましょう。

「アフターフォローするとは言っていない」「これはうちの責任ではない」と後になって突っぱねられることのないように、事前に補償の範囲や請求の負担について確認しておくことは非常に大事です。

同じ塗装業者であってもアフターフォローを始めとする保守点検に関して大きな差が出ることがあります。

ぜひ作業のクオリティだけでなく、塗装後の対応についても検討してみてください。

バリエーション

壁の色をどうするかというのも、外壁塗装を行う上での大きなポイントです。

良い業者ほどバリエーションを豊富に持っており、更に実際にコンピュータ加工したモデル画像を作成してくれるところもあり、完成後のイメージも湧きやすくなります。

想像していたものと違った…ということのないように、バリエーション豊富かつ完成イメージを示してくれる業者を選択しましょう。

色に関しては色々な組み合わせの中で決めることができ、優秀な業者ほど色のバリエーションがたくさんあります。

自宅の壁にピッタリの色がどのようなものなのか、業者の方から提案してくれるとイメージも湧きやすいので、当事者意識を持って提案してくれるところがおすすめです。

まとめ

我が家の見栄えを左右する外壁は、常にきれいにキープしたいところです。

外壁塗装は安い買い物ではありませんので、業者を選ぶ際にも慎重になることをおすすめします。

複数の業者を比較しながら、ご自身に取ってベストな選択をしましょう。