海から近い家は「塩害」リスクの対策を!
家を購入する際の立地はとても重要なポイントになりますよね。
利便性を重要視する方もいれば自然を感じられる静かな環境がいいなど、人それぞれ選ぶポイントは異なります。
そのような中で今回は当社ワンエコがある明石市にもとても関連が深い、海の近くに住む場合のお話をさせていただきます。
海の近くに住む魅力は海でいつでも遊べることや、日常的に海を見たり近くを散歩したりすることができること。
また新鮮な魚介類を食べられることなど、豊かで自然を感じられる生活を想像し、憧れる方も多いのではないでしょうか。
海を毎日感じたいという方にはぴったりの暮らしです。
ただ一方で注意すべきことがあります。
潮風に乗ってやってくる塩による被害「塩害」は、家にとても大きな影響を与えます。
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塩害とは?
例えば住宅を建ててから築年数が浅いにも関わらず家のサビが目立つようになってきた、コンクリート部分の劣化が早いなどと感じる場合、塩害によるものかもしれません。
塩害は海の近くで起きやすく、海水に含まれる塩分が潮風によって運ばれることで農作物や電線、建物などに影響を与えます。
家の場合、屋根・外壁・玄関ドア・アルミサッシなどに付着することで、腐食を進行させてサビ・建物の劣化を促進させてしまいます。
海岸地方では、アルミニウム建材やアンテナ、あるいはコンクリート製の建材なども劣化させてしまうことがあるようです。
塩害が起きる地域
海のすぐ近くではないから大丈夫と思っていても、意外と遠くまで運ばれてしまうようなので注意が必要です。
判断する基準としては、
・海から5キロ以上離れている
・潮の匂いがしない
・周りの家の鉄部にサビがあまり無い
この3つをまずは確かめてみましょう。
日本は海に囲まれているため塩害の影響を受ける地域は多くあります。
その中でもリスクの少ない地域はやはり、海に面していない県といえます。
塩害対策におすすめの塗料
海の近くの家はそうでない場合と比べると外壁の劣化がより早く進行してしまいます。
塗料の劣化については10〜20年が一般的な耐用年数に対して、塩害が発生する地域では寿命が2〜5年ほど短くなると言われています。
そこで塩害の対策としておすすめなのが、耐候性が高く期待耐用年数の長い「フッ素塗料」や「無機塗料」を外壁に使用することです。
フッ素塗料とは、一般的な有機塗料における最上級グレードの材料です。
耐用年数は15〜20年で、メンテナンスの手間も少ない特徴があります。
一方、無機塗料とは、セラミックといった「無機材」を含んだ塗料の総称です。
無機塗料は劣化に強い無機材を入れているため耐久性が高いことが特長です。耐用年数は20年以上で大切な住まいを守ります。
耐久性を重視するなら無機塗料、コストパフォーマンスも重視するならフッ素塗料を選択するとよいでしょう。
最後に
海の近くの生活では避けて通れない塩害への対策。
対策を何もしなければ、家の内部外部の劣化が早くなり将来的に修繕費が高くついたり、長く住むことが出来ず資産価値を大幅に下げてしまいます。
せっかく憧れの海の近くでの暮らしを手に入れたのですから、長く快適に暮らせるよう、早めの対策をしておきましょう。
塩害対策の高耐候外壁塗装も、ワンエコへご相談ください!
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