デザインも耐候性も大事にしたい方へ!デコラトーンをご紹介!
最近はデザイン性の高いサイディングが多く、建物の一軒一軒に個性があって素敵ですよね。
しかし、築年数が経つと、どうしても劣化が出てしまい塗装をする方も多いかと思います。
塗装をすることで建物の保護ができる、かといってデザインもこだわりたい、と思う方もいらっしゃることでしょう。
そこで、プレマテックスの【デコラトーン】という施工方法で塗装することで、デザイン性を損なわずに高い耐候性でお住まいを守ることができます。
今回はこのデコラトーンについて詳しくご説明をさせていただきます。
コンテンツ
デコラトーンとは
デコラトーンとは、サイディングの凹凸を生かして2色のカラーを使用することで、既存のサイディングの風合いを自然に残しながら、長期的な外壁の保護を可能にした塗料と施工方法です。
上の画像のように、1色(単色)で塗り替えた時よりもデコラトーンで塗り替えをした時の方が、複雑でデザイン性の高い外壁にすることができます。
デコラトーンの施工方法
美しくかつ耐候性を保つためには、正確な準備作業と塗布工程が重要です。
ここでは、デコラトーンを施工する際の基本的な手順について説明します。
下地処理
施工を行う前に、まずは下地の状態を確認し、清掃を行います。
表面にホコリや汚れ、油分などが残っていると、塗料の密着性が悪くなるため、しっかりと除去します。
また、ひび割れや欠けなどがある場合は、補修作業を行い、平滑な下地を作ることが求められます。
下塗り材の塗布
下地がしっかりと整ったら、次に下塗り材を塗布します。
下塗り作業は、塗料と下地との密着性を高めるために必要です。
デコラトーンの場合、使用する下塗り材はその種類に応じて異なるため、塗料メーカーの指示に従って選びます。
デコラトーンの塗布 ベース塗り(中塗り)
下塗り材が乾燥した後、ベース塗り(中塗り)を行います。
ベース塗りを行う塗料は、外壁の全面に塗っていきます。
デコラトーンの塗布 模様塗り(上塗り)
ベース塗り(中塗り)をした塗料が乾燥したら、模様塗り(上塗り)を行います。
模様塗り(上塗り)で使用するローラーは、毛丈が短い物を使用します。
そうすると、サイディングの凸部分にだけ塗料が付くので、凹んだ部分と凸部分で色が違うため、意匠性が再現できるということです!
ただし、模様塗り(上塗り)をする回数や塗料の量によって、見た目が変わります。
模様塗りを本格的に始める前に、外壁の一部を使用して、どのくらい模様を出したいのか、業者と一緒に確認をすることで、イメージ通りの仕上がりになります。
クリヤー保護コートを塗布
さあ、模様塗り(上塗り)が終われば、仕上げのクリヤー保護コートを塗布します。
後でもご説明をしますが、クリヤー保護コートを行うことで、耐候性をより一層高めることができます。
気に入った外観を長く保つために、とても大切な工程です。
デコラトーンの耐候性と仕組み
デコラトーンは、その優れた耐候性により、外部環境に長期間耐えることができる塗料として多くの場面で使用されています。
耐候性の要素として、紫外線や雨風、温度変化に対する耐性が挙げられますが、その基盤には「ラジカル制御技術」が重要な役割を果たしています。
ラジカル制御技術とその仕組み
ラジカルとは、塗料の成分が紫外線などによって分解される際に発生する不安定な分子で、これが塗膜の劣化を促進する原因となります。
特に、紫外線を受けることで塗料内の化学結合が破壊され、ラジカルが生成されると、塗膜が色あせたり、ひび割れたりするなど、劣化が進行します。
デコラトーンには、ラジカルを抑制するための特殊な成分が組み込まれており、紫外線や環境的なストレスを受けた際にラジカルが生成されるのを防ぐ、またはその生成を最小限に抑えることができます。
このラジカル制御技術により、デコラトーンは紫外線に強く、長期間にわたり美しい色合いを維持できるのです。
超低汚染性
デコラトーンのもう一つの大きな特徴は「超低汚染性」にあります。
外壁や屋根などの塗装面は、風雨やホコリ、煙害、排気ガスなどの影響を受けやすく、汚れが付着しやすいものです。
しかし、デコラトーンは、特殊な表面構造を持つことで、汚れが付きにくく、また、付着した汚れも雨水や水分により自然に流れ落ちやすくなります。
この性質は、特に都市部や汚染の多い環境下で大きな効果を発揮し、外壁を長期間きれいな状態に保つことができます。
クリヤー保護コートの効果
デコラトーンに施す「クリヤー保護コート」は、塗膜の保護性能を高める重要な要素です。
このクリヤーコートは、デコラトーンの表面に透明な保護層を形成することで、さまざまな外的影響から塗膜を守ります。
具体的には、紫外線による劣化をさらに防ぎ、上塗り塗膜の耐候性、耐久性を一層強化します。
さらに、クリヤーコートには「親水性」の特性があるため、表面の汚れや水分が簡単に流れ落ちるようになります。
これにより、塗膜表面が汚れにくく、雨や埃、苔、カビ、油汚れからも守られます。
また、クリヤーコートは塗膜の色味を深め、より鮮やかで光沢のある仕上がりを維持するため、美観の保持にも貢献します。
まとめ
デコラトーン、いかがでしたか。
今回はデコラトーンの施工方法や、高い耐候性の秘密もお伝えさせていただきました。
塗料の耐候性や耐久性はもちろん、外観にもこだわりたい!そんな方にピッタリな施工方法となっております。
気になったらワンエコまでお気軽にお問い合わせください。
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