今の外壁の雰囲気を変えたくないなら「クリヤー塗装」! 価格やメリット・デメリットを紹介します!
外壁は日差しや風雨により劣化するためメンテナンスが必要ですが、塗装して外観が変わってしまうかどうかは気になりますよね。
「こだわって決めた外壁だから、塗り直しで雰囲気を変えたくない」
「塗り直して派手な印象になったら嫌だな」
と悩まれる方は案外いらっしゃいます。そこで今回は、外壁の雰囲気を変えずに長期的に外壁を守る「クリヤー塗装」をご紹介します。一軒家のメンテナンスに悩んでいる方必見です!
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ただの塗り直しじゃない「クリヤー塗装」って?
クリヤー塗装とは、【透明度の高い塗料】を使って外壁を塗装する工事です。透明なコーティングを施すことで、劣化や汚れから建物を守ります。外壁の色や質感をほとんど変えずに現在の外観を維持できるのが特徴です。
「クリヤー塗装」なら、全く同じ外見になる?
石目・タイル・レンガ・木目調など特徴のあるサイディング材や、モルタル、コンクリートなど、見た目にこだわった外壁が、メンテナンスで変わってしまったら残念ですよね。クリヤー塗装が気になる方は、こんなことも気にしていらっしゃいます。
「透明な塗料なら、見た目を変えずに塗装できるの?」
「うちの素材でも工事できる?」
結論から言えば、「クリヤー塗装」で外見のイメージが少し変わる可能性はあります。
透明な塗料を使うので、外壁の色や質感はほとんど変わりませんが、微妙に輝きが増す(ツヤが出る)ため、外観が若干変わったな、と感じることがあるのです。逆に、クリヤー塗装を施すことで、元の輝きや透明感を取り戻すこともできます。
サンプルのパネルもご用意できますので、この点が不安な方はぜひお問い合わせください。
クリヤー塗装のメリット・デメリットは?
それではクリヤー塗装を初めて知ったという方に、メリットとデメリットをご紹介します。
メリット① 外壁の質感を活かしつつ、ツヤ・光沢感を出せる
無色透明な塗料を塗るため、美しい光沢のある見た目に変わり、同時に素材本来の風合いも残しておけます。塗料も色々あり、強い耐候性や低汚染性、防カビ性などを発揮できるものもあるため、メンテナンスの目的に沿って効果を選ぶこともできます。
メリット② 下塗り不要で、工事費用を節約
通常、外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りと3回の塗装が必要になります。しかし、クリヤー塗装は元の外壁をそのまま活かすため、下塗りを省いた2回の塗装で工事が完了します。弊社の場合、通常の塗装よりも10~20万ほど安くなるケースが多いです。
メリット③ チョーキングの発生防止
外壁の劣化現象の一つである「チョーキング」。古い外壁を触った際に粉が手につくものですが、これは劣化により表面の樹脂が剥がれ落ち、その下にある顔料が浮き出てくる現象なんです。けれどクリヤー塗料は無色透明で顔料が含まれていないため、チョーキングが発生しません。
このようにメリットの多いクリヤー塗装ですが、残念ながらデメリットも存在します。
デメリット① 色褪せた外壁を鮮やかにはできない
外壁が劣化して色褪せていたり、元々色ムラがある場合は、透明な塗料でそれを元に戻すことはできません。クリヤー塗装は、劣化が進んでいる外壁にはやや向いていないと言えるでしょう。
デメリット② 汚れ・ヒビ割れの補修跡は、透明塗料では隠せない
クリヤー塗装の場合も、塗装前の外壁の洗浄・補修はきっちり行います。そこで、汚れが落としきれない場合もあります。それは通常上塗りで隠せるのですが、透明塗料の場合は誤魔化せませんし、同じく補修跡も隠せません。劣化が激しい外壁には不向きと言えます。
デメリット③ シーリング材の上に塗料を塗ることができない
シーリングは、外壁のつなぎ目に使われるゴム素材で、時間が経つとヒビ割れや劣化が起こります。そのため古いシーリング材を除去して新しいものに取り替える必要があるのですが、このシーリング材の上に塗料を塗ると塗膜の剥離や収縮割れが起こる可能性があり、結果としてシーリングを保護できなくなります。
このように、クリヤー塗装にはメリットもデメリットもありますので、ご自宅の状態を専門家に相談してご検討ください。
クリヤー塗装の工事費用は?
気になる塗装費用ですが、塗料の価格がかなり影響します。
【クリヤー塗料の価格】
シリコン:耐用年数10~15年 2,000~3,500円(/㎡)
フッ素 :耐用年数12~20年 3,000~4,500円(/㎡)
無機塗料:耐用年数10~25年 3,500~5,500円(/㎡)
下塗りが不要な分、通常の外壁塗装より10~20万安くなるイメージです。ただし、外壁の状態によっては補修等も必要となりますので、こちらは目安の価格となります。
うちの外壁素材はクリヤー塗装に向いてる?
クリヤー塗装を検討するときは、費用やメリットデメリットの他に、ご自宅の外壁の素材も見ていく必要があります。
クリヤー塗装向きの外壁
デザイン系のサイディング材
レンガ調や木目調など、個性を感じるサイディング材を活かすためにはクリヤー塗装がオススメです。風合いを残しつつ、ツヤが出るためご満足されるお客様が多いです。
コンクリート
モダンな雰囲気のコンクリートは、ヒビ割れ、コケ、カビなどが気になる素材です。元々の質感を活かして、早めにクリヤー塗装で保護していくと長持ちします。テカテカしない塗料もありますので、まずはご相談ください。
クリヤー塗装が向かない外壁
コーティングされた素材(光触媒など)
サイディングの中でも光触媒コーティングされたものは、クリヤー塗料が剥がれやすくなってしまいます。また、既にフッ素や無機塗料で塗替えをしている場合も注意が必要です。
金属系サイディング材
安価でおしゃれなガルバリウム、アルミなどの金属系サイディングは、クリヤー塗料の密着性が悪く、あまりオススメできません。
このように、素材による向き不向きもありますので、まずは専門家への相談をオススメします。
まとめ
建物の外観を美しく保ち、価値を高めるためには、塗料の選択が非常に重要です。特にこだわりのある外壁の場合は、クリヤー塗装をぜひご検討ください。
ただ、クリヤー塗装にはデメリットもありますので、信頼できる塗装業者に相談し、適切な塗料を選択することが重要です。
弊社はクリヤー塗装も含め数多くの物件を施工している、経験・技術に自信のある会社です。無料診断も実施しておりますので、外壁塗装工事をお考えの方はぜひお気軽にご相談ください。
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