世界で銅が新型コロナに効くという文献が続々
当社の光触媒コーティング「光コートONE コーティング」は他社の光触媒製品に見られない強い殺菌・抗ウィルス機能を有していることをご紹介してきましたが、
その作用原理としては「金属銅微粒子から発生する銅イオン Cu2+ に依存し、光触媒はその反応を促進させるための黒子の役割」とご説明してきました。
銅の強力な感染予防効果は19世紀のヨーロッパですでに注目されていて、当時猖獗を極めていたコレラの感染者が銅製錬所の作業員に限って1人も発生しなかった事実がきっかけでした。
新型コロナ禍でこの銅(と銅から発生する銅イオンCu2+)の殺菌・抗ウィルス機能、とりわけ新型コロナ『Covid-19』への抗ウィルス機能が脚光を浴びていて今、世界中でこれに関する論文が輩出されています。
人体にはほとんど無害でありながら感染菌やウィルスに特異的に効くという理由は以下の2つの要因にあるとされています。
1.銅イオンは菌細胞やウィルスのタンパク質を構成する通常の金属イオン(Na+、Ca2+、Mg2+etc)と好んで置き換わり、その成長を止めてしまう。
2.銅イオンCu2+、がCu+に還元されるときに強力な活性酸素を発生する。
光触媒が金属銅のイオン化に深く関わっていることは確認しておりますが、その具体的な反応機構までは解明しておりません。
未だ推測の域ですが、光触媒の親水性で引きつけられた水分が金属銅のイオン化を促進していると考えております。イオンは水中でしか安定に存在できないのです。
しかし、現実のコーティング剤としては
「金属銅が主役」
「光触媒がその緩慢なイオン化をスピードアップさせる」
「陽イオン交換樹脂でもあるナフィオンが発生したCu2+をまんべんなく膜中に分散させる」
という理想的な役割分担で、微弱光を間歇的に照射するだけで絶えず長期間にわたり強い殺菌機能を発揮する理想的な殺菌コーティング剤が完成しました。
少し当社製品のPRになりますが銅が新型コロナやその他の感染症の予防に効果的であるということから欧米では
「水道の蛇口、ドアハンドル、手摺り等の人間の手が頻繁に触れる部分を、コストが掛かっても銅製にしよう」
という意見が強くなりつつあります。
人が多く触れる場所を銅製にすることで感染症対策としては有効かもしれませんが、コストも当然かかりますし
「見栄えが銅色だけの選択肢になる」
「手入れが大変」
という問題を新たに抱えてしまいます。
当社の「光コートONE コーティング」ならこれら銅製品と同様の効果がコーティングで得られます。
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